ボランチ通信
令和2年 6月号
新型コロナウィルス関連の肺炎が全世界に広がり、日本でも全国に緊急事態宣言が出ました。
大阪の宣言は5月21日に解除されましたが、まだまだ感染に注意が必要です。
引き続き、手洗いやアルコール消毒を帰宅時や食事前には必ずして、ウィルスに負けず、乗り切りましょう。
マスクをすると、聴覚障害のある人はコミュニケーション取りにくいので、フェイスシールドが良い場合もあるようです。
A4の透明のクリアファイル一枚のみで作る方法がありますので紹介します。
左上と左側が閉じている状態で
型紙を挟み込み、赤の線で切ります。
被るとこんな感じです
なお、型紙はインターネットのホームページ「PANDAID」(コロナウィルス感染症のパンデミックから命を守るために世界中で考えられた知恵をまとめる共同編集ウエブサイト) - 衛生 - フェイスシールド のところでダウンロードできます。
デイサービス日和
新型肺炎が世界的に大流行している為に外出や大人数でのイベントは自粛すべき状況が続いておりますので、引き続きイベントが、計画、実施しにくい状況ですが、通常営業は行っております。昼食前の嚥下体操時に頭の体操として、漢字や計算、クイズにも取り組んでいます。
毎月A4の大きさのカレンダーに利用者さんが各自で折り紙で飾りを作って貼ったり、色を塗ったりして作っています。
3月に虐待防止の社内研修がありました。
外に出られないストレスにより、家庭内での虐待が増えているそうです。もし虐待に気付いたら通報義務があります
それにより、虐待されている人だけでなく、虐待している人も救うことができる場合があります。虐待している人も、してはいけないと分かっているけどしてしまっていることがあるからです。
ストレスでイライラした気分がすっきりするという絵本
『怒りたくなったらやってみて』
文:オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ/訳:垣内磯子(主婦の友社)
が先日テレビで紹介されていました。怒りたくなったら
- 目をつぶって鼻から息を吸い込んでお腹を膨らまそう
- 息を止めて素早く肩を動かそう(上と下に2~3回)
- 口から息を思いっきり吐きだそう
という方法が描かれています。深くゆっくりした呼吸を意識することで脳の働きが落ち着くそうです。
外出自粛で家に閉じこもっていないといけなくなりましたが、障害や病気と共に生きる人はもともと外に出られない状態が多かったです。
乙武洋匡さんがインターネットで公開した文章です。
『障害を抱える人にとってリモートワークの普及は長い間の願いだった。
オンライン配信があれば、バリアフリー設備のない小さな劇場やライブハウスの音楽や芝居も楽しめたろう。
オンライン教育がもっと普及していれば、不登校や長期入院中の子供たちの学びの可能性はずっと広がっていただろう。』
今回のコロナを機に、外に出なくてもできることが増えると、障害のある人にもそうでない人にも、便利なことが増え、少しでも暮らしやすくなるかもしれません。
新型コロナ拡大に伴い、次亜塩素酸水を消毒に使う人が増えていますが、独立行政法人製品評価技術基盤機構によると、新型コロナへの消毒効果はまだ良く分かっていません。あくまで食器やドアノブ等の身近な「物」への消毒効果を調べているだけです。
次亜塩素酸水は食品の殺菌にも使われ、食品添加物にも指定されていますが、最終食品完成前に除去することと決まっています。
噴霧は感染予防に役立つ見込みがなく、吸いこんだり、目に入ったりすると健康被害が起こる可能性があるそうです。
皮膚に使用することは安全性についての科学的な根拠が示されておらず手指への使用も控えてほしいとのことです。
除菌や消毒の為の商品を買う場合は、成分は何か、使っても良い場所はどこか、薄めて使う商品なのか等、良く確認してください。
お知らせ
新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが計画、実施しにくい状況です。イベントなどを行う場合は随時ご連絡させていただきます。